ガウディ

スペインの偉大な建築家であるガウディ、この名前は聞いたことがある人も多いでしょう。ガウディの作品はスペインのバルセロナの様々な場所で目にすることができます。美術や建築物にあまり興味がない人でも、ガウディの建築を見るとその魅力にとりつかれてしまいます。ガウディとは一体どんな人で、どんな作品を残したのでしょうか。もし、スペイン旅行を考えているのなら、ガウディのことをちょっと知ってから行くと、もっと面白いですよ♪

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ガウディって?

日本では「アントニオ・ガウディ」の名前でも良く知られているガウディですが、本名は「アントニ・ガウディ・イ・コルネ」といいます。アントニオとアントニの違いは、スペインの地方によっての発音の違いです。ガウディが生まれたのは1582年、カタルーニャ地方のレウスという町で生まれました。このカタルーニャ地方での読み方が「アントニ」なのです。若い頃から才能はあっても金銭的に苦労してきたガウディですが、26歳で転機が訪れます。ガウディがパリ万国博で「手袋屋のショーケース」を出展していました。スペインバルセロナの資産家であったアウゼビ・グエルがガウディの作品を見て、その才能の素晴らしさに感動し、資金提供のみならずたくさんの仕事をガウディにもってくるようになったのです。グエルとの出会いをきっかけに、ガウディはバルセロナの中でも有数の建築家となっていったのです。

ガウディの作品の特徴

ガウディといえば、スペインらしいカラフルな色彩とタイル、美しい螺旋や曲線、そして細かく一見グロテスクな彫刻です。ガウディの作品の多くはこれらが含まれていて、見ている人を飽きさせることはありません。

色彩とタイル

ガウディの作品の多くは、細かく分けられたカラフルなタイルが使われています。色とりどりのタイルは、見ている人を楽しませてくれます。これらはガウディの最大の特徴と言ってもよいのですが、実はこの素晴らしい色彩センスはガウディ自身のものではなかったとも言われています。ガウディ自身の色彩センスはここまで素晴らしいものではなく、色を担当していたのは、ガウディの弟子であったジュジョールが行なっていたようです。ガウディも、ジュジョールの色彩センスをとても信頼していました。ガウディの鮮やかな作品は、ガウディだけではなくジュジョールの協力があってこそなのです。

螺旋と曲線

ガウディの建築物に多用されているのが螺旋と曲線です。螺旋は、階段などに多く使われていますし、曲線はベランダやベンチなど様々な場所に使われているのを見ることができます。ガウディが好んで使った曲線は、ただ芸術性があるだけなく、人間工学に基づいて設計されているものもあるんですよ。

不思議な彫刻

カラフルな色彩に目がいってしまうのですが、よく見るとガウディの作品には、不思議な彫刻やデザインが使われているものが多くあります。有名なサグラダ・ファミリアは教会ですが、壁にはカタツムリやヘビの彫刻がされています。また、建物全体に人体の骨格をモチーフにしたものもあるんですよ。ガウディの作品には、よくよく見れば不思議な彫刻がたくさんあるのです。

ガウディの建築物

スペインのバルセロナには、様々な場所に現在もガウディの建築物が残されています。教会、マンション、公園、その他にもガウディがデザインした家具などもありますが、私たちがスペインに旅行して身近に見ることができる作品を紹介しましょう。

サグラダ・ファミリア

ガウディの作品の中で最も有名なのがサグラダファミリアです。ガウディはサグラダファミリアの細かい設計図は残さず、模型を作りそれを基にして作られています。その模型も壊れてしまい、一部しか残っていません。現在ではわずかに残った設計図と模型をベースに建築が進められています。サグラダファミリアの建築が始まってから100年以上経過していますが、現在も工事が続けられています。塔の先端近くまで、らせん状の階段で上に登ることができますが、非常に狭く、怖いです。

グエル公園

建築当時は住宅地として販売されたのがグエル公園です。この公園の名前はガウディを資金面で支え続けたアウゼビ・グエルの名前がつけられています。住宅地として販売された何棟もの建築物は結局グエルとガウディの家の2棟しか売れず、失敗に終わってしまいました。高台にあり、売れ残った家は現在も外から見学することができる公園として開放されています。カラフルなカメレオンの像がある公園としても知られています。公園内で見ることができる建物はまるでお菓子の家のようなデザインのものもあるんですよ。

カザ・バトリョ

バルセロナの街中を歩いていると、突然現れるちょっと風変わりな建物がカザ・バトリョです。あまり気にせずに歩いていると、ついうっかり通り過ぎてしまうかも知れません。変わったデザインなのに、不思議と町並みに溶け込んでいます。カザ・バトリョは、集合住宅で、日本でいうとマンションのようなものです。現在もマンションとして使われていて、人が住んでいるんですよ。ガウディが設計したマンションの住み心地がとっても気になりますよね。


あなたがスペインの特にバルセロナに旅行したら、まず間違いなくガウディの作品と出会うでしょう。ガウディの作品に直接触れると見ているあなたもきっと不思議で、でも楽しい気分になれるはずですよ♪

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